■ ID | 193 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 奥秩父雁坂嶺付近のシラビソ立ち枯れ実態 |
■ 著者 | 小川和雄
埼玉県環境科学国際センター 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第42回大気環境学会年会、平成13年10月6日 |
■ 抄録・要旨 | 多面的な環境保全機能を発揮して国民生活を支えている森林の衰退が人為的な原因で現実に進行しているとすれば、早急に原因を解明する必要がある。
1999年以降、奥秩父雁坂嶺付近でシラビソの立ち枯れと環境諸要因の調査を行った結果、以下の知見を得た。
@雁坂峠(2,188m)から破風山(2,318m)間の立ち枯れ域は尾根〜南側尾根直下付近に分布し、地形図上で凹部の風衝地と推察された。A倒木の樹齢は概ね30年から80年とみられ、ばらつきが大きかった。B立ち枯れ域の下層植生は主としてシラビソの稚樹が占有していたが、一部、笹やイネ科植生も侵入していた。C毎月採取した降水は2000年夏の三宅島噴火までは極めて清浄であった。 |
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